11月18日(火)5･6限､人権学習HRを行いました。講師はシンガーソングライター悠以さんで､「自分らしく生きる」をテーマに講演､その後コンサートを鑑賞しました。性同一性障害と向き合いながら音楽の道を進まれたシンガーソングライター悠以さんのこれまでの活動や体験されたことなどを直接ご本人から聞くことにより､命の大切さ､前向きに生きることことの大切さ､人とのつながりの大切さなど､基本的な人権に関する思いを新たにきざむことになりました。

講演は､LGBTやトランスジェンダーに関する説明の後､ご自身の生い立ちを振り返り､経験したこと､特に高校生時代の熱い思いを生徒に伝えてくださいました。前半講演後は歌を披露していただき、歌唱力もさることながら、男声・女声の使い分けによる一人二役の歌唱には驚き､バラードやカバー曲のポップス､オリジナル曲の元気が出る音楽を熱唱してくださいました。最後は歌詞の「一日一日を大切にしたい」思いが伝わるようにと「オワリはじまり」の曲を全員で歌いました。全校生が笑顔で、手を繋ぎ歌う生徒、体を揺らしながら楽しそうに歌う生徒、手拍子も体育館に響き渡り、全員の笑顔溢れる大合唱となりました。