100周年のご挨拶

大阪府立阿倍野高校は、令和4年4月をもちまして開校100周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。

航空写真(1982年-昭和57年)

1922年(大正11年)大阪府立第11高等女学校として設置され翌年阿部野高等女学校と改称。戦後1948年(昭和23年)学制改革に伴い住吉中学校(現大阪府立住吉高校)と教職員及び男女生徒の交流により大阪府立阿部野高等学校(現:阿倍野:1954年改称)となりました。

そして2022年(令和4年)創立100周年を迎えます。この間、約3万人が卒業され、様々な方面で活躍されています。また近年、地域との連携も深まり新たな100年に向かって歩もうとしています。

創立100周年記念事業を実施するにあたり、芝蘭会・PTA・サポーター会・阿倍高会・学校が一丸となって「ALL ABENO 共創100周年!伝統と志を地域と共に未来へ!」をスローガンに引き継いでいくことが、大切です。

記念事業の柱の一つが、食堂・同窓会館の改修です。この建物は創立40周年の記念事業として、1963年に建築され、半世紀を過ぎています。現役及び将来の阿倍高生のための学生食堂・同窓会館の改修を含めた、100周年記念事業の趣旨にご賛同いただき、皆さまのご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

同窓会事務局長 
前田 広嗣(23期生)
(23期生)

沿革

1922大正11年
大阪府立第十一高等女学校として、大阪府立泉尾高等女学校内に設置。
1923大正12年
校名を大阪府立阿部野高等女学校と改称、現在地に移転。
1948昭和23年
新制高校の発足。
大阪府立阿部野高等学校と改称、男女共学となる。
1984昭和59年
4月より4年間にわたる校舎全面改築着工。昭和62年に新校舎竣工。
2012平成24年
11月に創立90周年記念式典を実施。
2022令和4年
創立100周年を迎える。
女学校時代の校章

100周年ロゴマーク

「百」という漢字の二画目・三画目に、聖火(炬火)が描かれています。聖火(炬火)は阿倍野高校のシンボルで、「熱意」を表しています。「二〇二二」に見える五弁の花の形は、高女時代から受け継がれてきた阿倍野高校のシンボル笹竜胆(ささりんどう)の花で、「誠意」を表しています。阿倍野高校の歴史や精神がよくわかるロゴとなっています。

お知らせ

100周年を知らせる横断幕が完成しました。

2019.08.26

大阪府立阿倍野高等学校 創立100周年記念事業実行委員会が作成した「100周年を知らせる横断幕」が完成しました。体育館と本館をつなぐ通路の校舎側に掲示されました。

阿倍野高校100周年記念タオル(第1弾)を製作しました!

2018.08.03

2022年に本校は創立100周年を迎えます。その機運を盛り上げていくために2018年度の1学期に100周年記念のマフラータオルをつくりました。デザインを全校生徒に公募したところ美術部や漫画研究部をはじめ10人近い生徒から応募がありました。その中で優れたデザインのものを100周年記念事業実行委員会で2点選びました。今回はその第1弾として71期生の岡先直子さんがデジタルデータでデザインしてくれた記念タオルが6月に完成(以下の写真)。スクールカラーの紫系の色調を活かした市松模様を背景に、校花の笹竜胆のデザインを上下に配したハイセンスな仕上がりです。

今後、国際交流の際のゲストへのお土産や学校や地域のために貢献してくれた生徒への贈呈品として活用していく予定です。現在、セブ島での研修メンバーが現地の高校生等と交流するためのお土産として持参しています。