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教員校内研修を実施しました。

7月9日(木)期末考査最終日、午前中の考査終了後14:00より会議室において教員の校内研修を行いました。授業力向上委員会が主催で、テーマは「観点別評価を授業改善にいかすために」、講師は大阪教育大学 准教授 八田 幸恵先生に講義ならびにグループワークを行っていただきました。

研修内容は(1)そもそも評価とは何か?なぜ評価する必要があるのか?評価(指導機能)と評定(証明機能)、資質・能力に関する国際研究・調査活動、日本における教育評価の実態と問題点、教育評価の四つの立場

(2)観点別評価とは何か?なぜ観点に分けて評価する必要があるのか?観点別評価とは、学力を分析する方法の①観点(能力要素)、観点②(質的転換点)、3観点の捉え方、「深い学び」能力進化の段階

(3)「主体的に学習に取り組む態度」とは一体何なのか?資質・能力の三本柱、科目「公共」の場合、「主体的に学習に取り組む態度」をどう捉えるか、目標と指導と評価の一体化、具体的論点・方向性(「主態」評価改善)、新たな観点別評価

(4)どのタイミングでどの観点を評価するのか?「形成的評価」と「総括的評価」の区別、「形成的評価」と成績評定、観点ごとの評価のタイミング、2019年改訂指導要録の概要、成績シートも作り方に関する方針など

2時間の研修は、内容深いもので参加された先生方からも質問や意見が多く出され有意義な時間となりました。