3学期始業式

 

平成31年1月8日

 

平成30年度3学期始業式 式辞

 

おはようございます。新しい年がスタートしました。2学期終業式では「来年に向けては自己の抱負を考え、新しい一年をスタートさせてください」と言いましたがどうですか?まだ今からでも遅くありません。

 

今日は話を一つだけします。昨年に大阪では有名なお好み焼き屋「千房」の中井政嗣社長のお話を聴きました。中井社長は罪を犯した若者を積極的に採用し、教育して一人前の社会人に育てるという方針を持った素晴らしい方です。そこで中井社長がまずおっしゃった質問です。「100-1はいくらですか。」皆さんはどう答えますか。

 

普通に考えれば、99です。中井社長は答えを0とおっしゃいました。

 

 世間は一人の姿や行動で全体を判断します。たった一人の行動が、全体になるのです。例えば、いかに評判のよい飲食店チェーンでも、たった1店で食中毒が出れば、すべての店が悪く言われるという話です。

 なぜこの話をするかというと2学期終業式で生徒指導の久野先生がされた話を思い出してほしいからです。皆さん、ひとり一人が阿倍野高校生です。あなたひとりの行動が阿倍野高校全員の行動になるという話です。

 

時には阿倍野高校でも、授業中に自分本位に騒いで周囲を困らせていることがあるようだと聞きました。何か事情でもあるのだろうとも思いましたがその光景を想像してみると少し悲しい気持ちにもなりました。

私は2学期後半に、教頭先生と一緒に全ての先生の授業を見学しました。教室に入った時に、まず感じるのがそのクラスの特つ雰囲気です。何度もお邪魔させてもらったクラスもあります。しかしほとんどのクラスが私たちを温かく迎え入れてくれます。授業においては先生方の授業への努力もさることながら、生徒達の方から引き込まれるような素敵な授業空間を作っているクラスもあり、阿倍高の生徒はすごいなと感動したこともあります。

 

 外部の人からは「阿倍野高校の良いところは何ですか」と聞かれた時、私は、自信を持って「生徒です」と答えます。授業中のみんな、部活動中のみんな、通学中のみんなを見て、そう思っています。体育大会や文化祭では全員でお互いに助け合いながら成功させるという阿倍高生の団結力を見ています。

 

さあ、3学期はそれぞれの学年、全員が全ての力を出す時です。今日から早速授業も始まります。また失敗もあるでしょう。逃げたいこともあるでしょう。苦しんでいる仲間を助け、また助けられながら、クラス一緒に頑張る雰囲気を作ってください。

 

卒業や進級に向けたステップを踏みながら、自分のなりたい姿を想像し、そうなると信じて行動しつづければ、必ずそのようになるでしょう。それぞれの目標に向かって頑張ってください。