2学期終業式

 

平成301221

 

平成30年度2学期終業式 式辞

 

おはようございます。2018年もあとわずかとなり、いよいよ平成としては最後の年末年始を迎えることになります。

 

毎年、京都の清水寺で発表される今年の漢字は「災」です。今年は大阪北部の地震や北海道地震、西日本豪雨や台風、記録的猛暑など、忘れられない災害が数多くありました。本校も3日間臨時休校にしました。

 

しかし、みなさんは予測できない危機の場面においても冷静に判断し、危険回避に最善を尽くして行動していたことで、大きな被害がなかったことが救いです。特に、大阪北部地震においては、当日618日が2年生の修学旅行前日であり、その後の余震や交通機関のマヒなど予測のできない事態が続くなか、結団式を予定していた登校や、翌日出発の朝では交通マヒが残る中での伊丹空港への集合は、先生たちも無事の到着を祈るばかりでした。中にはタクシーを乗り継ぎながら出発直前に駆け付けた生徒もいましたが、全員の無事の集合には思わず感動したことを覚えています。

 

豪雨や台風でもお家が被害にあったり、登下校では交通マヒに巻き込まれて苦労した生徒もいたでしょう。大阪北部では今も尚、校舎の渡り廊下で音楽の授業や理科の実験をしている高校もあると聞いています。また、夏の猛暑においては、学校内で気温38度を記録しました。しかしながら、今全員が無事でいられていることは一人一人の判断と行動が適切であったからこそと思っています。

 

文化祭では、台風による休校などで充分な準備ができない条件で前日まで心配しましたが、一人一人の努力と団結した全員の気持ちが結果をだし、素晴らしい当日を迎えました。最後は生徒みんなの力にかかっていましたが、エンディングに至るまで先生たちはただ見守る中、生徒の力だけで素晴らしい成功に終えたことには感動しました。

 

「災い転じて福となす」ということわざがある通り、この経験によって培えた判断力と行動力を活かして、来年に向けては自己の抱負を考え、新しい一年をスタートさせてください。その努力は必ず福につながるものと信じています。

 

3年生はあと少しです。目前の目標、またその先の目標のために悔いのない日々を送ってください。1,2年生も将来、自分のなりたい姿を想像し、そうなると信じて行動してください。皆さんにはまだまだ隠れている力があります。では、みなさん、よいお年をお迎えください。