2学期始業式

 

この夏は、「酷暑、スーパー猛暑日や、記録的な・危険な・命にかかわる・災害レベルの暑さ」などこれまでにない極端な表現で、暑さを警戒する報道や情報提供が続いています。

 

しかしながら、本校生徒からは大きな災害報告がなかったうえに、そんな中でも各活動においてよく健闘したという報告を次々と聞き、喜んでいます。

 

 各クラブの活躍は数多くの表彰を受けています。また、行事では、新たな英語語学研修の校内キャリアイングリッシュやセブ島語学研修、2泊3日の勉強合宿についても充実した内容だったと報告を受けています。その他、夏休みの校内では文化祭の準備活動や講習、進路説明会、2年生では懇談も暑さに負けず実施されました。皆さん本当によく頑張りました。

 

さて、阿倍高は大きな節目として4年後に創立100周年を迎えます。90周年の時では本校の合言葉である「変化・進化・挑戦」を掲げてその後の教育活動を続けてきました。そして今、4年後の100周年に向けて、さらに進化するべく校訓を設定することとなりました。

 

それは 「自律・共創・敬愛」です。 

 

 

 

自律…自分の立てた規律やマナー意識に従って正しく行動できる人の育成。

 

敬愛…自分や他者を大切にし、相手を敬い親しみの心を持ち、協力や共働しあえる人の育成。

 

共創…自ら学ぶ意欲を持ち、多様な立場の人たちと対話しながら、新しい価値を「共」に「創」り上げていける人の育成。

 

 

 

 この自律と敬愛は、ここ10年来の先輩たちが、変化・進化・挑戦してきた生徒の規範意識の向上による振る舞いや行動で、今も皆さんの行動に引き継がれています。共創は、これから100周年にむけて阿倍高が目標にして生徒に築き上げていく力、つまりこれからの時代を生きぬくのに必要な力です。

 

1学期には対話を重視した学校生活を送るように話した。自分の考えを人に伝える、また人の考えを知り協働して新しい価値を生み出す。授業中の先生との対話だけでなく友達や保護者、いろいろな立場の人との会話や対話を通じて、共に新たな価値を創造していける人になって欲しいと思います。

 

創立100周年記念事業においても、生徒を含めた『オール阿倍野体制』で取り組んでいきますので積極的に参加して欲しいと思います。

 

 

 

ボランティアで一躍有名となった78歳の尾畠さんの活動を皆さんはどうとらえましたか?たった独りで2歳の子を探し当てたことに感心が集まり騒がれているところですが、彼は常にボランティアに対する自分の考えをしっかり持ち、周囲の人に自分の考えをはっきり伝え、貫きながらも関係者とコミュニケーションを取りながら活動し、大きな功績を実現しているところが絶賛の声に繋がっていると思います。救助した2歳の子は救助隊に引き継いで保護者に渡される手筈でしたが、自分の意志で保護者と約束し、自分の手から責任をもって母親に渡したところや保護者からのお礼や謝礼の行為に対してもきっぱりと断られ、家の敷居もまたがず、ボランティアの立場を貫いて自己完結したところも、心から尊敬できる人だと思います。

 

これから文化祭に向けて、クラスやクラブなど組織で計画したことを協力して目標を果たすという大きな行事の準備が本格化する。どうすればよいものができるか自分の考えを示し、他の考えと融合させて創り上げ、組織として少しでも大きな成果がだせるよう期待しています。

 

全ての活動において、「自律・共創・敬愛」の精神こそが目標を実現すると信じて頑張ってください。