一学期終業式

 

「生き方は顔に出る」(いい顔してる人)

 

 

 

私は皆さんと直接の対話することは少ないため、この1学期間、登校時を中心に皆さんの顔をよく見てきました。そして、生徒の中には自分に元気をもらえるほどさわやかな表情で毎朝の挨拶をしてくれる生徒の何人かを発見しました。また、3年生2年生1年生それぞれの成長に合わせた顔つきの変化があることも発見しました。

 

3年生は落ち着いた顔、大人の顔、に変化しています。体育大会では雨の影響で不測の事態となりましたが、その対応や応援合戦においてのリーダーシップと集中力の発揮には感動を呼びました。その後、気持ちの切り替えが学習時間の増加へと現れ、そのような顔つきの変化がみられます。これから進路実現に向けての挑戦が楽しみです。

 

2年生の顔には違う大きな成長を感じています。体育大会での行動力や協調性、そしてその後続いた修学旅行の準備から当日までのレク係を中心にした主体的な活動力を感じました。そして私はなによりも皆さんに同行して全員の協力的で積極的な行動に感心しました。また、先生との信頼関係の強さも感じました。生徒と先生が一体となって大成功に導いた素晴らしい修学旅行でした。これはこの一学期間に大きく成長したものだと思っています。

 

1年生は入学当初の不安や戸惑いのあるあどけない中学生の顔つきから、今はすっかり高校生にしか見えない顔に変化しています。

 

今年の1年に特徴的なことは、積極的な姿勢でチャレンジする生徒が多いのではないかという点です。自習室の積極的な利用や勉強合宿の参加、関大見学ツアーの参加などとても活発な動きを感じます。そして元気な1年生という印象です。

 

さてこれからの夏期間はとても重要です。それぞれどんな顔の変化があるのでしょうか。夢や目標にチャレンジしていると「いい顔」になります。是非、この夏期間に自ら何かに取り組んでこの夏の生き方を決めましょう。勉強やクラブ、文化祭の準備、ほかに自分の好きなことに取り組んでもよいのです。夏休み中に来る生徒は勿論、2学期に再会した時の皆さんの充実した生き方が伺える顔を見るのが楽しみです。

 

中には今ちょうどスランプにはまって心配な生徒もいることも聞いています。そういう人は夏休みには充分休養も取りながら、逆に「いい顔」することに心掛けてみてください。表情を意識することで気持ちも自然に楽になることもあります。

 

最後に、一昨日に電車内で見た一瞬のドラマを紹介します。

 

車内近くに立っていた大学生風の男性2名がおそらく大学のゼミの話しをしていて、生き生きとした表情でリズムのある会話をしていたのが好印象でした。電車がある駅につき発車のチャイムが鳴ったところ正面に掛けていた若い女性が慌てて立ち上がって脱兎のごとくホームに飛び出ました。その時、カチャという音がしました。見ると車内の通路の真ん中にスマホが! 私は思わずアーッと声をあげた瞬間ドアは無情にも閉まった。大学生の一人が拾い上げると、ホームで呆然としている女性に、そこで待っていて!とばかりに手で指示していました。最後は次の駅でちょうどやってきた対向の電車に乗り込んでいく二人の姿でした。心が楽しくなるドラマでした。

 

皆さん、この夏休みにやることを決め、「いい顔」で元気に過ごしてください。