3年生人権学習

今日から12月。今年もあと1か月となりました。

 

今日の7限、3年生は体育館で人権学習。テーマは「命の大切さを考える」。講師は「少年犯罪被害者当事者の会」の一井彩子さんです。

 

一井さんは、平成7年8月に、当時15歳の長男を隣接地区の中学生や卒業生から集団暴行を受け、なくされました。その後、犯罪被害者としての苦しみを味わう中、息子さんの同級生のつながりを支えとして、子どもたちに命の大切さを訴える講演を全国各地で行われています。

 少年事件ゆえの加害者の扱いに疑問を持たれたこと、加害者の親子に向き合うことで親子関係を考えられたこと等々、少年事件の問題の深刻さが迫ってきます。またワイドショーの傍若無人な取材など、報道機関による「二次被害」や、ご近所の方々による「三次被害」の実態など、被害者がなぜまた被害を受けなければならないのか、その理不尽さに考えさせられました。

一井さんは「この現代社会では、被害者にならないことは無理だが、加害者にならないことはできる」と断言されました。今日の講演ではその熱い思いが生徒たちに伝わったように思います。

真剣に聞き入っていた生徒たち。リアルな体験談に圧倒されました。終了後も、会場全体が興奮さめやらぬ講演会となりました。