学校教育自己診断

平成30年度 学校教育自己診断について(7/25)

平成31年7月

平成30年度「学校教育自己診断」結果分析の報告

大阪府立阿倍野高等学校
校長 古元 康博

1 はじめに

平成30年12月に学校教育自己診断を実施しましたところ、保護者の皆様におかれましては、多数の回答をいただきありがとうございました。

この学校教育自己診断は、本校の教育活動の成果を検証するとともに、生徒の実態や保護者・地域の方々のニーズに対応できているか点検し、今後の教育改善のための方策を明らかにするために実施するものです。

今年度は昨年度の項目を精査し、生徒27項目、保護者16項目に絞り実施しました。その集計結果と分析についてご報告します。

なお自由記述におけるご意見については、別途回答させていただく予定ですのでよろしくお願いします。

【実施月】平成30年12月

【回答率】生徒  97.4%、保護者 78.8%

【解答欄】各項目につき、①よくあてはまる、②ややあてはまる、③あまりあてはまらない、④まったくあてはまらない、の4区分で判断していただきました。「肯定」は①と②を合わせたものの割合を示します。

 

2 アンケート結果

別紙1 生徒アンケート結果参照
平成30年度 学校教育自己診断 生徒集計結果

別紙2 保護者アンケート結果参照
平成30年度 学校教育自己診断 保護者集計結果

 

3 分析(「平成30年度学校評価」から抜粋)

「学校の楽しさ」について肯定値は保護者83%、生徒も80%を維持している。また「入学して(させて)よかった」という生徒は78%に対し保護者は91%。生徒が前年度より5ポイント低下した。

【学習指導】教員の肯定値「指導方法の改善・工夫」が97%と劇的に改善。また今回から新設した「生徒の発言を引き出し、表現力養成」については92%と顕著な成果が見られる。「ICTの活用」は62%と昨年に比べて12ポイント上昇した。これらの高い数値の背景として、今年度受託したパッケージ研修Ⅰの狙いであるワーキンググループが主導する授業改革の取組みが好影響を与えているものと評価できる。また、生徒の肯定値「ICTの活用」81%(4ポイント上昇)、「意見発表機会」は73%と横這いだが、1年生ではそれぞれ89%、84%。「朝学習に意欲」を示す生徒は全体で83%(4ポイント上昇)に対し、1年生は90%と突出。入学年次生としての緊張感に加え、学習意欲の維持向上に向けて学年団において組織的に指導している成果と言えよう。「教え方に工夫」を感じ取る生徒も75%とここ数年改善傾向を持続しており、教員と生徒が共によりよい授業をめざして少しずつ努力した結果が表れつつある。ただ、教員の「授業の改善・工夫」に関する肯定値が約97%に対して、生徒の「分かる・質問しやすい」肯定値が75%前後で留まっており、両者の意識の乖離は継続課題である。

【生徒指導】「基本的生活習慣の確立」についての肯定値は教員85%、生徒81%、「生徒指導方針に理解」について保護者の肯定値は85%、「保護者との連携」について教職員の肯定値92%と一様に高く、遅刻指導をはじめ、服装やマナー指導については確立されており、学習環境を整え、社会性を身に付けるという共通理解も得られている。また、「カウンセリングマインドを取り入れた生徒指導」を重視する教員は74%(9ポイント上昇)と更に改善、過去最高数値に達している。「教育相談体制」が整備されてきたと捉える教員は85%(4ポイント上昇)、生徒の肯定値も「気軽に相談できる」64%(12ポイント上昇)と顕著に改善しつつある。その要因として、昨年度より取り組んできた支援相談体制の充実に加え、今年度より導入した支援相談委員会の定例化、専門資格を有する教員による同委員会の運営、対話重視の生徒指導方針などが挙げられる。

進路指導については「進路実現に向けて適切な情報提供がある」の生徒の肯定値が80%(6ポイント下降)、保護者が82%(2ポイント下降)と微減したが一定の評価を維持している。また「きめ細かい指導」については、教員の肯定値が92%(6ポイント上昇)と高水準を維持し、生徒の肯定値も70%と引き続き改善傾向にある。双方の意識の差を埋めるべく、さらなる個に応じた進路指導の充実が求められる。

【学校運営等】「適材適所の校内人事や勤労意欲」が59%(8ポイント上昇)「分掌・学年間の連携」が69%(13ポイント)と大きく改善したのに対し、「各種会議が意思疎通・意見交換の場として有効に機能」が36%と、教員の肯定値が13ポイント下降。組織改編のプラス面として各組織リーダーの意識が向上、人員配置もその意を一定汲むことができたものの各組織内においては業務改善に向けた十分な協議がなされていない側面があると考えられる。各組織内においても報告・連絡・相談を心がけ、各会議での情報の密な共有に加えて、ボトムアップ機能の向上を図る必要がある。また、「経験の少ない教職員の育成」について肯定値が69%(22ポイント上昇)とこの5年で最高数値。校内の授業改善ワーキンググループとして経験の少ない教員がチームで取り組むことにより、副次的に育成にも資する体制が構築できている。「学校のホームページ閲覧」については保護者の肯定値41%(6ポイント改善)と近年最高数値に達したが、依然として低水準。保護者の48%が利活用するメールマガジンは増発しているものの、システム上の限界のため遅配が課題となっている。次年度は危機管理体制整備の一環として両者の機能や利便性の向上を図る。

 

4 自由記述への回答

別紙3 「自由記述に対する回答」参照
H30 保護者自由記述回答

2019年10月17日

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